ウィッグの試着や性質などの豆知識をご紹介！

第一印象は、2秒から6秒で決まると言われており、相手のパーソナリティを服装（服の選び方、メイク、ヘアスタイル、装飾品など）や話し方、表情で一瞬のうちに判断されます。

自分の好きな色が自分に似合うとは限りません。逆に、あまりピンとこないカラーのウィッグをつけてみると意外と似合うことがあります。

ここでは、自分に合う色とウィッグのカラーの選び方についてご紹介します。

自分の似合う色｢パーソナルカラー｣とは
ものを見たとき、最初に目に飛び込んでくるのは、色です。特にファッションやメイクなどで身につける色は、顔立ち、肌色の見え方などの印象を大きく左右します。

似合う色とは、あなたの魅力を引き出し、きれいに見せる色のことを言います。単に、赤、青などの色の種類を指すのではありません。

色相（色み）、明度（明るさ）、彩度（鮮やかさ）の特徴によって、似合う色と似合わない色の傾向を把握して、自分のライフスタイルにあったスタイリングを考えていく手法がパーソナルカラーです。

パーソナルカラーは、自分に似合う色を知ることから始まります。

似合う色は、自分を生き生きと見せ、明るく魅力的にします。反対に似合わない色は、病的に見えたり、老けて見えたりします。

パーソナルカラーは自分を知る重要なポイントで、それを身につけることでベストの自分を知ることができます。

パーソナルカラー診断で自分のタイプを知ろう
パーソナルカラー診断は、肌の色、目の色、髪の色など、全体のバランスから春・夏・秋・冬の４つのグループに分類し、似合う色の傾向を診断するものです。

次に案内する8項目を見て、①の合計数が一番多い方は春タイプ、②が多い方は夏タイプ、③が多い方は秋タイプ、④が多い方は冬タイプになります。

・髪色
①明るく透明感のある黄みのある茶色
②やや赤みのこげ茶 or ソフトな黒
③緑がかったこげ茶
④強い印象のまっ黒

・髪質
①艶があり、ハリがない
②艶がなく、ハリがある
③艶もハリも少なめ
④艶もハリもある

・肌質
①透明感がある、艶がある
②ノーマル～オイリーな肌質
③皮膚が薄い、パウダリーな質感
④とても色白、もしくは白黒。キメが細かい

・目の色
①明るい茶色
②赤みのこげ茶、グレ一イッシュな黒
③緑みのこげ茶
④はっきりした黒

・目の形
①丸い、たれ目、はにわ目
②リーフ型、半月型、切れ長
③猫目、涙道が膨らんでいる、瞼の皮膚が薄い
④大きくて上昇している、ハリがある、とがった三角目

・頬、唇の色
①澄がかったピンク
②薄い青みのピンク、赤紫
③赤みが少ない、茶がかった赤紫
④冴えたピンク、赤黒い感じ

・唇の形
①小さくて下が厚い、輪郭がぼんやり
②上の山がくっきりしていて薄い、輪郭がソフトで厚い
③広くて両端下がり、広くて上下とも薄い
④大きくて高い、とても薄い

・輪郭
①丸型、卵型
②両長、丸く骨ばっている
③長方形、しもぶくれ、えらが張っている
④ベース型、ダイヤ型、小さい逆三角型

春・夏・秋・冬の4タイプに分かれるパーソナルカラー
4つのタイプのそれぞれの特徴、おすすめの髪色をご紹介します。

・春（スプリング）のタイプ
春（スプリング）の人は、黄味がベースの明るく澄んだ色が似合います。春に咲く花のように、ポップでキュートな色合いで、年齢より若く見られることも多く、いくつになってもかわいらしいのが特徴。明るめのベージュ系、クリアなオレンジ系、ゴールドなどの色がおすすめです。

・夏（サマー）のタイプ
サマーの人は、スモーキーな中間色や明るめで涼しげな色が似合います。ソフトでエレガントなイメージで、上品なお嬢さまタイプが多く、聡明な雰囲気を持っています。シアーな質感のピンクベージュ、ローズブラウン、アッシュ系などの色がおすすめです。

・秋（オータム）のタイプ
オータムの人は、深みのある中間色やセピアカラーが似合います。イメージはシックで芸術的で落ち着いた大人っぽいタイプが多く、クラシカルでありながら都会的な知的さを感じさせます。マットブラウン、オレンジがかったブラウンなど深みのある黄みがかった色がおすすめです。

・冬（ウインター）のタイプ
ウィンターの人は、鮮やかな純色や白に近いごく淡い色、白と黒のモノトーンが似合います。イメージはシャープでダイナミック、印象的な目をした人が多く、モデルのような個性的で垢抜けた雰囲気を持っています。ブラック、深みのあるダークブラウン、薄めのアッシュ系がおすすめです。